格安SIMに乗り換えてスマホ代が安くなったけれど、「自宅のインターネット代はまだ高いまま…」という方も多いはずです。実は、スマホと固定回線(光回線・ホームルーター)をセットで見直すと、通信費全体をさらに大きく削減できます。この記事では、格安SIMと光回線の相性、ホームルーターとの比較、料金シミュレーション、注意点までを詳しく解説します。
1. 格安SIMと光回線を組み合わせるメリット
① 毎月の通信費をトータルで下げられる
大手キャリアのスマホ+光回線セットは月1万円以上かかるケースが多いですが、格安SIMと光回線を自由に組み合わせれば月7,000円前後に抑えられることもあります。
② 自宅は高速で安定、外出先は格安で
格安SIMは混雑時間帯に速度低下しやすいですが、自宅は光回線のWi-Fiに接続しておけば常に高速通信。スマホのデータ容量を少なめに設定して料金をさらに節約できます。
③ 自分に合った回線を選べる
キャリアのセット割に縛られず、価格重視・速度重視などライフスタイルに合わせて選べます。
2. 格安SIMと光回線のおすすめ組み合わせ例
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IIJmio + IIJmioひかり
同一プロバイダでまとめると割引あり。通信品質も安定。 -
mineo + GMOとくとくBB光
コスト重視の組み合わせ。光回線が月3,000円台から。 -
LINEMO + ソフトバンク光
ソフトバンク回線を使いたい人向け。セット割はないが相性◎。 -
楽天モバイル + 楽天ひかり
楽天モバイルユーザーなら1年無料キャンペーンあり。
3. ホームルーターとの比較
光回線の代わりにホームルーター(SoftBank Air、ドコモ home 5G、WiMAXなど)を使う選択肢もあります。
項目 | 光回線 | ホームルーター |
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通信速度 | 最大1Gbps以上 | 100〜300Mbps前後 |
工事 | 必要 | 不要、コンセント挿すだけ |
引越し時 | 再工事必要 | コンセント移動で即利用可能 |
通信制限 | ほぼなし | 混雑時に速度制限あり |
在宅ワークやオンラインゲームを頻繁にするなら光回線、手軽に始めたい人や賃貸で工事が難しい人はホームルーターがおすすめです。
4. 料金シミュレーション
例:一人暮らし、月データ使用量3GB、光回線利用
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格安SIM(IIJmio音声SIM 5GB):月1,000円前後
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光回線(GMOとくとくBB光):月3,200円
→ 合計 4,200円程度
大手キャリア+光回線セット(月9,000円前後)と比べると、月5,000円近く節約できます。
5. プラン選びのポイント
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光回線の契約期間
2〜3年縛りがあるプランは違約金に注意。縛りなしプランも選択肢に。 -
IPv6対応かどうか
夜間の混雑を避けるため、IPv6高速接続に対応した回線を選びましょう。 -
スマホのデータ容量を見直す
自宅でWi-Fiを使うなら3〜5GBプランで十分なことが多いです。
6. 自宅Wi-Fiを使うときの節約テクニック
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家族全員のスマホをWi-Fi接続してデータ消費を抑える
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自動アップデートや動画視聴は自宅でまとめて実行
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格安SIMは最安プランに変更してコスト削減
7. 注意点
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光回線は開通まで2〜4週間かかることがあるため、早めに申し込む
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ホームルーターは電波状況によって速度差が大きいので、可能ならお試し期間を利用
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格安SIMと光回線を別会社にした場合、サポート窓口が別々になる点に注意
まとめ
格安SIMと光回線・ホームルーターを組み合わせると、通信費全体を大きく節約しながら快適なネット環境を整えられます。光回線なら安定した高速通信、ホームルーターなら手軽さが魅力。ライフスタイルに合わせて選び、スマホのデータ容量を見直すことで、毎月の通信費をさらに下げることが可能です。スマホ料金だけでなく、自宅回線もセットで見直して、お得で快適なインターネット環境を手に入れましょう。